【gaucheでwebアプリ製作】なんでgauche(Lisp)製のアプリが少ないのか

タイトルの件について、ちょっと不思議に思った。だって、googleで「gauche△webアプリ」と入力して検索すると、トップにこのブログが表示されるんだもん。こんな、開設して1ヶ月ぐらいのwebアプリケーションを作ったことを報告するブログがだよ?
つまり、他にそういう情報がない=本当にgauche製のアプリが少ないってことになるんじゃないか。


あるとき、twitterLispを触っている人たちのつぶやきを見て確信した。多分、Lisp製のアプリケーションが少ないのは、こういうことだ。「彼らは純粋にLispが好きだから、アプリケーションを作らない」


ゲームやサービスを作成したことがある人は分かると思うけど、実はプログラミング言語を触っている時間って、意外と少ない。多分、全体の2割ぐらいあればいいのかなー。


後の8割は、何を実装したらユーザーが喜んでくれるか考えたり、画面上にどうボタンを配置するか考えたり・・・。これだけだったらまだいいんだけど、人に使ってもらうために、地道に宣伝をするとか、操作や機能についてのマニュアルを作成する地獄が待っている。自分も、webアプリケーションの宣伝や操作方法についてのマニュアルを書いてて「何でこんなことやってんだろ・・・・」と本気で思うときが結構ある。


これじゃあ、純粋にプログラミング言語を勉強したり、実装したい人なんかは、アプリケーションなんて作りたくないよね。
ただ、gauche(Lisp)でアプリケーションを作らないのは、もったい無いと思う。
gauche(Lisp)って、他のプログラミング言語よりも柔軟にソースコードが書けるから、むしろ個人がアプリケーションを書くのに丁度いいからね。